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とにかく面白い いやあ、べらぼうに面白かったですよ、「ドラえもん カラー作品集第4巻」。 殆ど「二色カラー作品集」状態ですが、そんなのどうでもいいぐらいパワフルな作品が多かったです。 勿論小学一年生向けの暖かい系の話も多くて、読んでいて和むんですが、そんななかにあってピリっとした味付けの話がやたらとある訳で、なんとなく「意図」が見えてきたなって感じがします。もうこのまま突き進んでいただきたいモンですよ。 「一色カラー作品集」でもいいから。 何よりうれしかったのは、「安直ネーミングコンテスト」で、fuchiさんから紹介された「自動ぶんなぐりガス」が、読めたことですね。 インパクトがかなり凄いです。
↑指摘通り「JBG」が強烈な味ですよね。こういうセンスが炸裂するところがF先生の凄いところです。それにしても「ぶんなぐり」なんて言葉がサラっと出てくるあたりも魅力ですよねえ。何気にしょっちゅう「殺す」系の動詞が使われる漫画ですからね、バイオレンスの側面が隠されているのは歪めない事実ですな。 しかも言うに事欠いて「自動」ですもんね。しかもガス。何もかもデンジャーな道具です。ネーミングだけでなく本編でも遺憾なく危険なんで是非一読アレ。 悪趣味としか思えないF先生のゴキブリ描写がこれまた堪能できる「おとりケース」や、直ぐに本来の目的からずれまくるお約束が炸裂の「ポケット信号機」もなかなか捨てがたい魅力です。 そして往年のドタバタ調が久々に堪能できる「イメージ灯」もかなり笑えます。のび太の語るあらすじが何より素晴らしい。 「スターマンがね、悪者と戦って、やっつけるんだ。」 わははははは。贅肉そぎ落としすぎです。全部の特撮モノのあらすじはこれでOK状態。興味津々に身を乗り出すドラえもんに、「さあ、聞いてくれ」と言わんばかりの表情でこれを語るのび太が絶品です。 他にも、もう読んで下さいとしか言いようがない「完全しゅうせいき」も大爆笑。 F先生の専売特許「すぐ寝る」のび太も堪能できますし。毎度笑える似顔絵ネタも画だけでいちいち笑いをとってくれます。修正されたドラえもんの完成型は悶絶必至。「すばらしい…。」と言うドラえもんのセリフも最高です。また、しずちゃんの修正された画もかなりキてますが、特筆すべきはジャイアンの修正似顔が強烈です。どうもF先生自身のタッチではないように思えますが、笑えれば勝ちです。 まあ、ボクとしてはのび太の描く絵がことごとく人間業とは思えない下手さなのが結構ボディーブローでしたけど。 また、強烈な顔メリパンチが飛び出して度肝抜かれた「こごとひらいしん」も笑えますが、何と言っても画的にただただ吹いてしまったのがコレ
↑この格好悪さよ。もともとロボットのくせに、あまりにも身近すぎてこういうパワーアップアイテムがとにかく似合わないんですよね、ドラえもんは。それにしても頭に潜水艦のアクセサリーを付けるセンスも凄いですが、特筆すべきはあの目ですよね。何故感情0? この「乗り物アクセサリー」は話自体も良いパターンで笑えるんですが、やっぱりこの道具自体の格好悪さが最大の魅力ですよね。単体ではそうでもないのに、全部付けたくなる子供心をなんともガッチリわかってるF先生の思考が良いですよ。 のび太も負けず劣らずこの格好悪さ。
↑カッコヨクねえええ。☆が実に良い。勿論半ズボンだし。よくもまあ、こんなに格好悪いモノ考えつきますよね。「なんとかロボ」と言う適当なセリフも抜群です。 次のコマも何気に捨てがたくコレ
↑ますます格好悪いです。両手を拡げようとしている翼の動きが感覚的にリアルで大好きです。怪獣と戦うつもりなのもいいなあ。メガネしたままだし。 あとがきにもあったのですが、続刊されるようなのでとにかく大期待して待ちましょう。 ・・・・・・・・・ おまけ
ではでは。 |