WAY OF THE MATAROU

12月20日から高知県で「藤子・F・不二雄世界展」が開催されると言うので、強烈に行きたい気分です。

理由は二つ。

以前から本場の讃岐うどんを食べたくて仕方がなかったのと、四国に行ったことがないから。

「藤子・F・不二雄展」に行ったことがないから。

うどんとFのタメなら是非四国へ行きたいですね。

ただ、川崎市に常設のF先生関連展示場が出来るとか出来ないとかという話はどうなったんでしょうね。遺産としてキチンと常設してもらいたいと切に思いますが。

・・・・・・・・・

でまあ、魔太郎なんですけどね。

今回自分の中で強烈な想い出になっている原体験、11巻まで読みました。(ああ、あと2冊で終わっちゃうよ…サビチイ)

話としては「魔太郎ひとり旅シリーズ」が連作であったりして、これまた猛烈な面白さだった訳ですが、ひとり旅に出すという無茶苦茶な流れも笑えますが、そこでの魔太郎ファッションの炸裂ブリが絶品。

とくとご覧アレ

↑ウェスタン・ハットが黒かったりして、実にイカしたファッションです。今回その手のネタも炸裂していたので後述しますが、魔太郎は学生服以外のファッションが何気にキていて素晴らしいです。勿論車掌のデフォルメするつもりゼロの不気味ブリも必見ですが。

それにしても「一人旅シリーズ」は面白いですよ。

とにかくろくな目に遭わなくて。ははははは。

出発シーンなんかも、ヒロインの由紀子さんに会うと未練が残ると言って、電柱の陰に隠れたりするんですが、それがもう「バレるって」&「恐いよ魔太郎」感が凄いです。文庫にあればいいんですが、確認してません。(あれば是非読んでみて下さい)

ところで10巻の装丁が、あまりにも凄かったので観て下さい。

↑良い味だし過ぎッス。これぞ! って感じで素晴らしい。●怪奇コミックス●の名に恥じない表紙ですよね。

で、も、

この表紙を開いた途端に、信じられない様な中表紙が!

それがコレ!!

↑うらみ念法! ギャラクティカ・マタロー DGOOOOOOOOON!!

最高ですよ、最高。

本気で電車の中で失禁しそうになるぐらい爆笑を堪えましたよ。

こんなダブル攻撃があろうとは夢にも思わなかったです。A先生とことん抜かりないですねえ。長期連載で一世風靡するやいなやコレもんですからね。挑戦的ですよハイ。

究極のネコパンチ!しかもストロー級以下でしょこりゃあ。

これだからA先生は堪えられないですよ。色んな意味で。

そして、前後しますがファッションのネタでこれまた衝撃的とも言える話が一つありました。

それぞコレ

↑またまたリー!! しかも何故かTシャツ!! それも「恐怖の」!! わはははは。

この頃って、魔太郎のママが後でツッコミをいれてしまうぐらい、リーだらけなのが、とにかく最高。

しかし絡ませるネタがとにかく無茶苦茶ですな。そして、話も全然リー負けしてない凄まじさ。

変なモンばっかりプレゼントして、魔太郎をろくな目に遭わせないおじさんから、リーの「ドラゴンシャツ」を貰った魔太郎。当然着るやいなやコレもんでスパーク

↑決まった!! 夢やぶれたとは言え一度はドラゴン予備軍だった魔太郎。スパっとポーズを決めてくれます。でも、どうみてもリーには…

この話のハチャメチャブリは特筆モノで、発端からしてこのブルースぶりなもんですから、歯止めなんて全然きかなくて、完全な自己パロディ状態に陥る。中でも大爆笑なのが1ページまるまる突然出てくるコレ

↑573回!! 数々の名殴打シーンがコラージュされて圧巻。しかもドレもコレも美味しすぎる殴らればかりという念の入りよう。切人に3コマ使ってトンカチで殴られるあたりは、死に一番近い事でも忘れられない爆笑ヒット。

なんつっても見出しの両端にある拳が最高です。なんてセンスなんでしょう。

この話はドラゴンTシャツを着て、みんなに見せびらかすべく町を闊歩する魔太郎が、当然のごとく非道い目に遭う訳ですが、動機が総てTシャツに関わるのがとにかく笑えます。

先ずドラゴンシャツを取られるわ、変わりに貰ったシャツが抗争相手に勘違いされて袋叩き。曰く

「どうしてぼくって こうヒドイ目にあうんだろう…」

まあ、自業自得ですがね、この場合。

そして、お馴染み怪奇やにいってもらったシャツがすこぶるイカすコレ

↑その名も「半魚人の筋肉シャツ」…なんだ、そりゃ。良い趣味してますヨ。魔太郎も当然分かっていて、疑問無しに「ウガーッ!!」ってやってくれますしね。手つきも含めて抜群です。

満更でもない魔太郎の科白がイカしていて、曰く

↑この平常と異常の狂ったバランス感覚が魔太郎の、ひいてはこの漫画全体の面白味の一つですね。このシャツを気に入る時点で完全に世間とは切れてんですけどね。

そして、更に狂ってくるのはこの後で。このシャツすら周りが欲しがる欲しがる。そんで、ボコボコにされて奪われる始末。

こんなシャツを!

いやああ、笑えます。

魔太郎ってイジメがテーマになっているだけに、「加害者と被害者」の関係や、「善行と悪行の表裏関係」なんかも結構鋭く描いている話もあるんですけど、いかんせんこういう弾けた話が魅力的すぎて、ちょっとかすんでしまうのが痛し痒しですかね。はははは。

さてお待ちかね、次回はトラウマ話NO1

「不気味な侵略者」

を乞うご期待。

これがヤドカリ一家の総てだ!!

え? 待ってない? 早く狂ママ作れ? 12巻どうなったんだ? 

ちょ・っと・ま・って・く・れ・て・も・い・い・だ・ろ・う

デハデハ〜