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満賀の色濃い影響 SFパーフェクト短編集の第四巻が発売になりました。 今回はのっけから強烈な「カンビュセスの籤」を読み返して、やっぱり強烈なショックを受けてしまいましたが、今回の収録作品の中ではやっぱり「未来ドロボウ」が凄く好きです。 「若さ」と言うかけがえのない宝物を、コレ以上ないと思えるほど見事に描いた傑作です。 とは言え、今回の目玉はやっぱり 「スタジオ・ボロ物語」 でした。 一時期収録されないのではないかと言う不安な噂を聴いていたので、ちゃんと収録されていて心の底から安堵しましたね。(まあ、これがSFかそうでないかという不毛な意見はさておいて) 個人的に自分が9年近く小田急線沿線(生田から直ぐ近くの新百合ヶ丘)に住んでいたと言うこともあり、小田急線の中で順次新宿へ近づいていく駅の描写が何とも嬉しいのだ。 「わあ、もう成城学園をすぎたぞ」 と言うような科白が生々しく体感できるわけです。 まあ、お話自体も「オバケのQ太郎」が強烈に読みたくなるのと、表紙のつのだじろうの画がやたらと「創世日記」の天地創造公団の押し売りに似ているとかと言う感想とは別に、色濃く影響を与えるA先生のムードが気になって気になって。 取りあえずサンプルとしてコレ
↑右の二コマの二人なのだが、明らかに「まんが道」のいわゆる「横ひょっとこ口」になっているのが疑いようのない描写だ。もしかして、「まんが道」ってA先生の画風なのではなくて、本来二人は本当にあんな口をしていたんでは? と驚きの新事実をねつ造してしまいたくなるような気になった。 ただ、一番左のコマで「ああ、やっぱりF先生だあ」とほっとするのも事実なのだが。 でもF先生が怒っている図は何とも違和感があるというか、まあ相手がA先生なんだからありはありだとおもうんですけどね。 しかしあれですね、A先生にしろ、F先生にしろ、絵柄がどこかしら二人とも子どもみたいですよね。意識している精神年齢が若いんでしょうか。まあ、大人二人がオバケの漫画の話をああだこうだと真剣に話し合っている図式は、それだけである種笑えますが。 それにしても、上の会話何気に二人のストーリーテリングの好みを明確にしていて興味深いです。 何にしろF先生は、こういう数少ない実録モノの時にはリアルタイムの物語にフラッシュバックで枝葉の物語をからめていく手法が特徴ですね。 この一話を読むためだけにも買いでしょう。 ・・・・・・・・・ 遂にというか何というか、衝動を抑えきれなくなったのと良い出物だと思ったので、yahooオークションで「魔太郎がくる!!」の旧版を全巻落札してしまいました。文庫で全巻買うのとプラスアルファちょっとと思えば何とか許容の値段だったので。 状態はかなり悪そうですが、元々そういう本が好きなのと、何より読みたかったので到着が楽しみです。ふふふふふふ。 これで文庫版三冊だけとは言えどういう修正がされているのかちょっとは分かるというモノですな。楽しみです。 ・・・・・・・・・ 東京ファンタスティック映画祭と言う渋谷で行われている映画祭で、ゴミみたいにつまらない映画を観る前に時間があったので、雨が降る中をまんだらけまで行ってみました。 昔のコロコロコミックが1000円で売っていたので、表紙を見ながら事細かに懐かしい想い出を甦らせたり、テラさんの「背番号0」が1200円と言う結構安い値段だったので買おうかどうしようか迷ったり、「夢幻三剣士」のワイド編集版が400円だったので(しかもそれ一冊だけあった)、またまた迷ったりしている内に疲れてきて、何も買わないと言う実に平和的決着を着けて、店を後にしました。 ああ、でも「背番号0」は買っておけばよかったかなあ… ところで森安氏の漫画を探してみようと思ったんですが、何を描いているのかも分からないことに気付いて愕然としました。唯一存在を知っている漫画は文庫の「トキワ荘青春物語」に収録されているし。単行本を何冊かは出版しているハズなんですがねええ。 まあ、あったからと言って悩むかというとそうでもないんですが、話のネタにはなるかなあと思いまして。 ではでは。 |