映画「夢幻三剣士」

後期大長編の中でズバ抜けて大好きな作品「夢幻三剣士」ですが、今回映画をビデオで借りてきてみました。

これが又某所でかなりマイナス評価だったのですが、見たらびっくり

「映画も面白えええ!!!」

でした。

そりゃ勿論批判されている部分も理解できますし、イマイチ設定に整合性が無くて行き当たりばったりの部分もあるんですが、漫画に対してのプラスアルファがイチイチボクとしてはツボに来ましたね。

この作品の魅力の一つに、のび太だけが現実世界を認識しているので、衣装が普段のままというのがある。映画版の衣装はそれを強調する方向に行っているのに加えて、鎧やマントなどが様になっているんですよ。でものび太はちゃんと短パンですからね。笑えます。ああ、小学生が剣士気取りだなあという雰囲気がいいんですよ。ごっこ感覚が。

あと、王様が何故か先生なんですよ。原作は類型的な国王なんですが、映画は先生がなっちゃっているんで、何故か科白も多くて大活躍。あれは笑えた。デビルマンの声でお馴染みの人だが、ちゃんと例の先生声を王様の時も出しているので素晴らしい。

声優さんも何だか豪華絢爛で、マニアにはこたえられない渋声が揃ってたのも魅力でした。オドロームなんて家弓家正さんがやってて、おお! とか思いましたね。中ボスたちも今の声優ファンの人達には知らない人が多いかもしれないんですが、渋どころが揃っていました。宝箱の声が来宮良子さんだったのもかなり個人的にポイント高かったですね。非常に「宝箱の声」って感じで。(ちなみに来宮良子さんは「銀河鉄道999」のメーテルのお母さんプロメシュームの声をしている人なんですけどね)

あと、実質的には一人三役をこなして珍しく大活躍のしずかちゃんの声優野村道子さんも、プロフェッショナルに仕事をしていて良かったです。ちゃんとシズカールの時は少年っぽく声を出そうとしているんですが、どうやっても女の子声の人なので、効果的でした。

また、中世としての町の雰囲気や農夫の小屋などが非常に丁寧に描かれていて、世界観がしっかりしているのと、剣戟のシーンになるとアニメならではのスピーディーな動きが格好良かったですね。

でも「とりよせバッグ」で野比家の冷蔵庫から食い物が無くなってママ仰天という場面がなくなっていたりして、現実世界の方はややおざなりになっている感じもします。

起こしに来るのがパパじゃなくなっているし。まあ、あれはママである方が順当なんですけどね。

あと武田鉄矢さんの歌もあんまり好きじゃないですね。雰囲気にあっていなくて。

でも、クライマックスののび太による大チャンバラは橋という状況にしたのは映画の方が素晴らしい。橋にしないと四方八方から襲われて映画的に手が付けられなくなるから。

それから某所でも話題になっていた、デパートからの回収人が原作と違って敵の一人に似たキャラに変更されているのも、まあオチとしてのアクセントとしては理解できるけど、それによって設定がよけに整合性を失っている様な気がするのも事実だ。

しかし、最後のしずちゃんとのび太が学校へ向かう場面で、学校が丘の上のお城のようなイメージになっているのは素晴らしかった。

と言うわけで映画も面白いので、夢幻三剣士はますますボクの中で評価が高くなって行くなああ。

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一緒に久しぶりにみたくなって「雲の王国」も見たんですが、こっちもやっぱり面白いなああ。最終回みたいなテンションがいいですよねえ。

ああ、そうだこっちを見てから夢幻三剣士を観たので思ったんだけど、映画ドラの中で個人的にちょっと辟易するのが自然保護的場面なんですよ。勿論異論はないんですが、ちょっと直接的すぎるんですよね。それが夢幻三剣士には微塵もなかったのが又素晴らしかった。

でも雲の王国も素晴らしい映画ではある。地上沈没をビジュアル化したあのスペクタクルシーンだけでもかなり好きです。

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すばるさんが朝原作の21巻を読んでいて、子どもの頃良く読んでいたので大好きだったという事を言っていたました。

で、その中の「雪がなくてもスキーはできる」がえらく面白かったので、プチ特集をしようと思ったんですが、こういう形で散らばっているプチ特集が多いことに気が付いて、ちょっと別枠にまとめてみました。各特集に簡単にコメントもつけているので、読んでみて下さい。

題して「プチ変大集合」の巻。

ではでは。