さらば友よ

「愛…しりそめし頃に…」の2巻の巻末に特別収録されている「さらば友よ」が好きです。雑誌掲載時にもコンビニで立ち読みして思わずホロリでした。

F先生とA先生の友情話は「まんが道」を持ち出すまでもなく、スタンダードに良い話ですよね。

また、あれを読むと、F先生が亡くなった時の事を思い出します。

人の死を知ってビックリしたという経験はそんなにないだけに、ビックリしたときには自分自身でそのビックリにビックリします。

最初のビックリはケーリー・グラントと言う役者さんが死んだときです。

その人は別にそんなに思い入れが有る方ではなかったのですが、隣の部屋から母親に(新聞を読んでいたらしく)

「ケーリー・グラントいうんが死んだらしいでえ」

と云われのたです。

そのビックリの正体は

1.何故母親がボクがその時ヒッチコックの映画に夢中で、ケーリー・グラントとジェームズ・スチュワートにも興味津々だったのかを知っていたのか(まあ、単なる偶然かもしれないですが)

2.新聞を読むという極めて文化的な行為を、自分の母親が行っているという驚愕の事実を知ったから。

次に松田優作が死んだときです。

その夜は映画の特集だったので、トゥナイトと言う深夜番組を観ていたのですが(もしかしたら11PMかも)、CM明けにいきなり出演者が茫然自失と言った表情をしていたのが凄く印象的でした。

次はやっぱりF先生でした。

あの時はパソコン通信のRT(チャットみたいなもんです)をしていたのですが、その相手の人がボクがドラえもんを好きなのを知っていたので教えてくれたのです。

あの時の「藤子不二雄死んだね」の一文を読んだ時の衝撃は凄かったです。以前も雑記に書きましたが、ボクは川崎市に住んでいたので何故か凄くその死が生々しかったのを覚えています。しばし呆然としたのを覚えています。

最近だとやっぱり黒澤明監督ですね。

これも友達と電話をしているときに「黒澤死んだね」と言われて知りました。うう、いかに社会と途絶して生きているかが分かるなあ。

思い返すと、やっぱりF先生の時が一番ショックだったです。

そういえば、ボクは虫の予感ってのを信じるんですよ。

松田優作の時もCM明けの時になんだか嫌な予感がしたんです。それから、友達と家でパーティーをしている楽しいときに、電話がなったときも

「あ、誰か死んだかな」

と言う嫌な予感があったんですが、残念なことにその電話は一番の友人のお父さんが亡くなったという電話でした。あの時はホントに虫の予感がありましたよ。

まあ、どうして「虫の予感」の話をしているかというと、久しぶりに変ドラを更新したので、そのネタである「よかん虫」を読んでたからなんですけどね。

と言うわけで、ホントに久しぶりに変ドラを更新しました。

第12回なのでスペシャルとして、大好きな12巻を一話ずつ全部取り上げていこうという、自分としては前代未聞な事をぶちあげてしまいました。ぬううう。

ではでは。