あすなろ編

すっかり「まんが道」コーナーと化しつつあるこの雑記コーナーですが、まるで気にせず続けてしまう。

「まんが道」は最初に週刊少年チャンピオンでチャンピオンマンガ科と言うコーナーで始まった、いわゆる「あすなろ編」がある。

この「あすなろ編」は現在の文庫では最初に持ってきてあるので、さも白々しくとけ込んでいる感じがするが、実際「あすなろ編」は独特というにはあまりにも強烈な(タダでさえ強烈なのに)作風に満ち満ちていて、独立して好きだったりします。
(余談ですが、週刊アスキーに連載されている唐沢なをきの「電脳なをさん」でたまに「マック道」と言うのが載るんですが、これが「あすなろ編」好きにはたまらない爆笑パロディです)

あのA先生の個性的すぎる画風に加えて、斬新なのかなんなのか表現に窮する、「突然挿入される劇的すぎるコマ」が何度読んでも腹の底が変になるほど笑える。

ここで困るのが、果たしてアレはどういう意図なのか?

と言うことだ。

例えば、苦労して作った肉筆同人誌「マンガ少年」を道行く子供に観て貰おうとする場面のコレ

↑どうなんだよ。

コレ純粋に爆笑していいのですか? コマから受ける「脅迫」に近い(いや、恫喝?)印象をそのまま受け止めてしまうと、道行く子供にいきなり自分たちの作った漫画雑誌を見せつける行為に対しての悔恨ともとれるが、話の流れから読みとるとそんな意図は無用だ。

かといって掘り下げていくと、無機質すぎる才野の表情も異様だし。いや、そもそも何でこんなにコントラストの強い挿し絵タッチなの?

この後、子供達が「マンガ少年」を貪り読むくだりのコマも恐怖そのものな描写で、ますます意図をどう汲んで良いか苦しむ。

A先生の「壊れメガネ」「顔面真っ黒」に匹敵するこういった演出は、どれもこれ意図が掴みづらいが、意図などどうでも良いと思わせる何かがあるんですよね。

一番良いのはただ素直に爆笑する事だと思うんですが、これが純粋にギャグと意図して描かれたのだとしたら、信じられないような凄いセンスだと思うのだが……

頼むから、早く誰か本当のところを訊いておいて欲しい。と思うのは自分だけ?

ではでは。