テンポ

ドラえもんに限らず、F先生の漫画のギャグは様々な手法で読者を攻めてくるが、中でもギャグを畳みかけてくるのが非常に巧い。

道具を取り出して、それの使い方がエスカレートしていく話がよくあるけど、それの1コマごとにトンでもないイメージを連発するギャグが猛烈に可笑しい。

例えばママの狂いブリが現在のバージョンでは訂正されて弱くなっている「古道具きょう争」

↑「キセル!?」ってタイミングがずば抜けて好きなんですよ。

あの格好で「おちつけ!」っていう理性人足らんとするパパの属性が素晴らしくて。
だからこその「キセル!?」でのあの仰天眼 が活きてくるんですよねえ。
ぶっ続けの「火打ち石」を持つ手だけのコマに行くのも、演出が巧いですよね。
「ライターのかわりに、火打ち石。」って完璧な説明台詞が最高で、吹き出しは度肝抜かれているのに、中の台詞は「。」で終わってるあたりの、何だか冷静なのがいいんですよ。ホント説明台詞が口に出すとかなり面白いです。テンポがあって。

F先生のネームはテンポがギャグのリズムと相まって素晴らしいんですよね。